油圧ショベルのエンクロージャー(外装)部品の設計をしています。その中でも主に吸音材の設計最適化を行い、より騒音の静かな油圧ショベルの設計に尽力しています。また、コスト削減への取組みも行っており、日々コスト削減アイデアを模索しています。設計の仕事の難しさは、これといった正解がないこと。しかし、正解のない中で、最適を見つけ出して設計を進めていかなければならない。そこが現在の仕事の厳しさでありますが、逆にやりがいのある部分でもあります。
キャタピラージャパンの魅力は、グローバル企業として広く世界と繋がっており、多様性を大切にしているところ。異なる文化、言語、考えに触れることはエンジニアとしてのみならず、人としての深みを増すよい機会を与えてくれます。実際にアメリカ出張の機会も与えてもらい、そこで今後の仕事に活かしていける数々の経験もできました。
より騒音の静かな油圧ショベルの設計に挑む
永井 彩夏 Nagai Ayaka
構造設計部キャブ設計課 | 2014年入社 | 工学部機械工学科卒WORK STYLE 01
正解のない中で最適を見つけ出し設計を進めていく面白さ
WORK STYLE 02
ダイバーシティを重要視する社風に魅力を感じた
私がエンジニアを目指そうと決心したのは、大学2年生の時でした。それまで漠然と学んでいた工学が実験などを通じ徐々に面白くなり、それを将来の仕事にできたらどんなにいいだろうとあこがれ始めたのがきっかけでした。エンジニアを志すなかでも、最終的に当社を選んだのは、建設機械のような鉄でできた大きなものをつくりたいという思いに加え、ダイバーシティを重要視する社風に魅力を感じたからです。この業界では珍しく「女性である」ということに無関係に働ける環境があったのです。実際に働いてみて、その思いは強くなりました。今はもっと女性のエンジニアを増やしたいと思っています。そのために、まず自分がエンジニアとして一人前になれるよう努力するとともに、女子学生の方にエンジニアという仕事に興味を持ってもらう活動も行っています。仕事と人生は切り離すことができませんが、当社はその両方のバランスをしっかり保ち、働くことができる会社です。